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使用例2:6本パックのボトルを収縮包装する

サンプルオブジェクトの “Bottles.lwo” を開いてください。レイヤー1に箱形状の包装フィルムのサブパッチオブジェクト、レイヤー2に6本パックのボトルオブジェクトが読み込まれます。正確には、これは、ローポリのダミーオブジェクトで、実際に使用するオブジェクトではありません。Heat Shrink Plusツールを使用してマウスをドラッグしている最中、クロスシミュレーションが実行されます。この種のシミュレーションでは、ポリゴン数が多いオブジェクトを使うと計算時間が多くかかるため処理が遅くなります。故に、可能な限り少ないポリゴン数のオブジェクトで収縮包装処理を開始するほうが良いのです。それでは、レイヤー1のフィルムオブジェクトを前景レイヤーに、レイヤー2のボトルオブジェクトを背景レイヤーとし、Heat shrink Plusツールを起動しましょう。




初めに、Typeポップアップメニューから Wrap を選択、Offset4 mm に設定し、マウスをドラッグし、まずは、フィルムを大まかにボトルに合わせるように収縮させます。これは、フィルムと内容物との間に大きな隙間があると、フィルム同士の衝突を起こす要因になるからです。




次に、フィルムの形にもっとディテールを加えるために、編集 (Edit) > 一般オプション (General Options) (もしくは、ショートカットのOキー) を選んで一般オプションパネルを開き、パッチの分割率 (Subpatch Divisions) 設定が適切であることを確認します。通常では 23 で十分です。それから、ポリゴン化 (Freeze) コマンド (もしくは、ショートカットの Ctrl + Dキー) を使ってポリゴン数を増やした後、TABキーを押して再度サブパッチ化します。




後は、満足できる結果が得られるまでドラッグを続けてください。もし、フィルムがあまりにきつく収縮し過ぎてしまった場合は、ゆっくりドラッグするか、ドラッグせずにクリックし続けることでフィルムの収縮を緩和させることができます。ちょうど良い具合になったら、スペースキーを押してその状態を確定しツールを終了させます。最後に、ダミーのボトルオブジェクトを実際に使うオブジェクトと置き換えて作品を完成させましょう。





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